
Rho Ophiuchi Cloud Complex
2025
- 天体の種類
- 星雲
- 撮影データ
- Takahashi Epsilon-160ED · ZWO ASI6200MM Pro
- 総露出時間
- 30.5h
へびつかい座ρ星雲複合体の一部
へびつかい座ρ星雲複合体は、へびつかい座に位置する巨大な分子雲で、地球からおよそ400光年の距離にあり、私たちにもっとも近い恒星の誕生地のひとつです。
この雲は冷たい気体と塵からなり、その温度は絶対温度でわずか十数度(およそ摂氏マイナス250度)しかありませんが、太陽数千個分の質量をもっています。雲のなかでもっとも活発な領域は L1688 と呼ばれ、恒星誕生のホットスポットです。そのなかには、生まれたばかりの原始星や、いまだ塵に包まれた T タウリ型星など、多くの若い恒星状天体を観測することができます。これらの幼い恒星の年齢はわずか数百万年で、ちょうど気体から凝縮して輝きはじめる段階にあります。
天文学者にとって、へびつかい座ρ星雲はまるで宇宙の「ゆりかご」のようなもので、恒星と惑星系が形成される過程を間近に観察させてくれるのです。
Takahashi Epsilon 160ed
ZWO ASI6200MM Pro
Astronomik Deep Sky Rx161, Gx224, Bx147, 120s; MaxFR 6nm Hax256, 180s
総露出時間:30.5時間
撮影地:Chile