
IC 5152: A Loner at the Edge of the Galaxy Group
2026
- 天体の種類
- 銀河
- 撮影データ
- Planewave CDK17 · SBIG STXL-11002
- 総露出時間
- 35h
IC 5152:銀河群の縁に佇む孤独者
約580万光年彼方、インディアン座の奥深くに、素性のどこか謎めいた矮小不規則銀河 IC 5152 がひっそりと潜んでいます。局部銀河群の縁に位置していて、そもそも私たちのこの銀河群のメンバーと言えるのかどうか、今なお議論が続いています。
この銀河のいちばん魅力的なところは、「実によく分解できる」という点にあります。観測してみると、一つひとつの恒星へと鮮やかに分解でき、星団の形成と進化の歴史を垣間見せてくれるのです。
とはいえ天文ファンにとって、IC 5152 には愛憎半ばする特徴が一つあります。よりによってその真正面を、7.7 等級の明るい星が遮っているのです。おかげでディープスカイの撮影や測光には少しばかり手を焼かされますが、その一方で、この銀河ならではの忘れがたい見た目の印象をも与えてくれています。
Planewave CDK 17"
SBIG STXL 11002 with AOX
Paramount ME
Astrodon 50mm LRGB
Lx21, Rx20, Gx21, Bx22 1200s, Hax14 1800s
総露出時間:35時間
撮影地:El Sauce, Chile
処理ソフト:PixInsight, Photoshop