PhotometricMosaic:モザイク合成スクリプト
広い天域を撮って、複数のコマの画像を 1 枚の大きな画像に繋ぎ合わせたい(モザイク、mosaic)とき、PixInsight ネイティブのモザイクプロセスでは力不足なことがあります。スクリプトライブラリには John Murphy が開発した PhotometricMosaic が同梱されており、ネイティブのプロセスでは処理できない問題のいくつかを解決してくれる、モザイクをやるならぜひ知っておきたいツールです。
PhotometricMosaic とは
PhotometricMosaic は PixInsight のスクリプトに組み込まれているモザイク合成ツールで、作者は John Murphy です。PI ネイティブのモザイクプロセスと比べて、ネイティブのプロセスでは解決できない接合の問題(たとえば隣り合うコマ間の光度差やグラデーション状の継ぎ目)を処理してくれます。

バージョンの問題に注意してください。PI 内蔵の版は一時 3.4.3 で止まっていましたが、作者のウェブサイトには実はより新しい 4.0 版があり、完全な 4.0 のドキュメントも付いています。
インストール方法:Repository 自動更新に切り替える
ここには注意すべきバージョンの変遷があります。初期には 4.0 に更新するには、作者のウェブサイトで手動でダウンロードしてインストールする必要がありました。その後、PixInsight は内蔵の PhotometricMosaic を削除し、作者の John Murphy もスクリプトを自動更新方式でのインストールに変更しました。

現在のやり方は、PixInsight の Repository に以下の URL を追加すれば、自動でインストールと更新が行われる、というものです。
https://pixinsight.astroprocessing.com/
Repository を追加したあとは、PixInsight が自動で最新版を取得してくれるので、もう手動でファイルをダウンロードする必要はありません。