
Abell 1656 Coma Cluster
2025
- 天体の種類
- 銀河
- 撮影データ
- Planewave CDK14 · Moravian Instruments C5A-100M
- 総露出時間
- 27h
Abell 1656 かみのけ座銀河団
かみのけ座銀河団は、かみのけ座の方向に位置し、地球からおよそ3億2,000万光年の距離にある、規模の大きな銀河団です。そのメンバー銀河は1,000個を超え、その大多数は楕円銀河かレンズ状銀河です。なかでもとりわけ目を引くのが、2つの超巨大楕円銀河——NGC 4874 と NGC 4889 です。とりわけ NGC 4889 は、その中心に太陽の210億倍もの質量をもつ超大質量ブラックホールを潜ませています。
かみのけ座銀河団は、かみのけ座超銀河団の主要な構成要素であり、銀河密度がきわめて高く、その多くが進化の進んだタイプです。銀河どうしの頻繁な衝突と潮汐作用により、渦巻銀河はしだいに楕円銀河へと姿を変え、今日のような早期型銀河を主体とする構造がつくられました。特筆すべきは、その中心領域からさらに数千個もの球状星団が見つかっていることです。これらの星団はどれかひとつの銀河に属しているのではなく、銀河団全体によって重力的に束縛されており、巨大な「銀河団内球状星団群」を形成して、銀河団内部のきわめて複雑で豊かな階層構造を映し出しています。
Planewave CDK 14"
Moravian C5A-100M
AP 1100 w/AE
Chroma 50x50 Rx110, Gx108, Bx116, 300sec
総露出時間:27時間
撮影地:New Mexico, USA