
SH2-11 Lobster Nebula, SH2-8 Cat's Paw Nebula & NGC 6302 Butterfly Nebula
2025
- 天体の種類
- 星雲
- 撮影データ
- Takahashi FSQ-106EDX III · Moravian Instruments G4-16000 MK I
- 総露出時間
- 13.3h
さそりの尾のあたり
3つの有名な輝線星雲、SH2-11(ロブスター星雲)、SH2-8(猫の手星雲)、そして NGC 6302(バタフライ星雲)が同時に画面に収まり、銀河系内の壮大な恒星の誕生と死の光景を見せています。画面の上方やや左に位置するのが SH2-8 猫の手星雲(NGC 6334)で、その形はまるで猫の肉球のようで、内部の活発な星形成領域が大量の高質量の恒星を育んでいます。下方やや右の SH2-11 ロブスター星雲(NGC 6357)は、もうひとつの激しい星形成領域で、そのエビのような外観と、明るい Hα および OIII の放射で知られています。画面の左上の隅近くにある NGC 6302 バタフライ星雲は惑星状星雲で、死にゆく太陽に似た恒星が生命の末期に気体を噴き出して形成されたもので、高温の中央星と対称な二葉(バイポーラ)構造をもっています。これらの天体が1枚の広角画像のなかに同時に現れ、恒星の誕生(SH2-8、SH2-11)から死(NGC 6302)にいたる、完全な恒星の生命周期を網羅しています。
Takahashi FSQ106 EDX3
Moravian Instruments, G4-16000
Planewave L500
Astrodon E-series SHO 50mm
SIIx60, Hax40, OIIIx60, 300sec
総露出時間:13.3時間
撮影地:Chile