
Wide-field image of the Dark Shark Nebula
2025
- 天体の種類
- 星雲
- 撮影データ
- Askar SQA55 · ToupTek ATR2600M
- 総露出時間
- 40h
LDN1235 黒鮫星雲と周辺の広域
広大な星雲のキャンバスのうえ、ケフェウス座(Cepheus)に位置する LDN 1235(上)と VdB 152(中央)は、しばしば並べて観測され、語られてきました。
LDN 1235、別名「黒鮫星雲(Dark Shark Nebula)」は、広域画像のなかでまるで深海のサメのような暗影の輪郭を見せることから、その名がつきました。この暗黒星雲は緻密な星間塵と気体からなり、背景の恒星の光を遮って、この一帯全体をひときわ暗く神秘的に見せています。影の本体の外側では、ときおり塵が星間放射に励起されてかすかな輝きを放つのが見え、まるで暗闇のなかの繊細な息づかいのようで、画面全体に層と奥行きを添えています。
それと隣り合う VdB 152(別名「狼の洞窟星雲」)は、その独特の青い反射光で知られています。反射星雲である VdB 152 は、周囲の塵と相互作用し、近くの恒星の光を柔らかく澄んだ青へと散乱させ、繊細で複雑な輪郭を描き出します。この反射光の存在は、塵の粒子の大きさと成分を明らかにするだけでなく、この一帯をディープスカイ画像のなかで、明暗の対比が生み出す劇的な緊張感をもって見せてくれます。
Askar SQA55
Touptek 2600m
iOptron GEM45
Antlia Lx200,Rx70,Gx70,Bx70,Hax70, 300s
総露出時間:40時間
2-panel mosaic