BlurXTerminator の非正規な使い方:星の色収差によるハロを消す
BlurXTerminator(BXT)は画像のシャープ化にしか使えないと思っていませんか。実は、なかなか巧妙な「非正規」の使い方がもう一つあります——色収差による星の外周のハロを和らげるというものです。
Adam Block のデモンストレーション
Adam Block はかつて一本の動画を公開し、BXT を非正規に使って屈折望遠鏡の色収差が生む青い星のハロを消す方法をデモしました。その過程で、彼はこの現象を大幅に減らすために、マスクやチャンネル分離など、少なからぬ追加テクニックも組み合わせていました。
言い換えれば、これは BXT をぽんと載せて一回押せば済むというものではなく、ひと通りの流れの一環として捉え、他の手法と一緒に運用するものだということです。

モノクロカメラの星のカラーリングにも同じく適用できる
特筆すべきは、このテクニックがカラー屈折望遠鏡の画像だけに有効なわけではないことです。
モノクロカメラでは、異なるフィルターの間で星の大きさがしばしば一致せず、合成後に星の周辺へカラーリングやハロが生じます。こうした状況も、同じく上記の手法で和らげることができます。
まとめ
BXT の核心的な機能は AI デコンボリューションとシャープ化ではありますが、その能力を「星の色収差を処理する」という場面に持ち込むと、さらなる価値を引き出せます。鍵となるのは——それが単独で働くことはめったになく、マスクやチャンネル分離などのテクニックと組み合わせてこそ、青いハロやフィルターのカラーリングを最小限まで抑えられる、という点です。さらに深く知りたい方には、Adam Block の元の動画を探して見ることを強くおすすめします。