
M35 & NGC 2158
2025
- 天体の種類
- 星団
- 撮影データ
- Planewave CDK20 (f/6.8 version) · Moravian Instruments C5A-100M
- 総露出時間
- 5.6h
M35 & NGC 2158
M35 と NGC 2158 は、ふたご座に位置する隣り合った2つの散開星団で、天文ファンがしばしば一緒に観測する対象です。M35(画像右上)は地球からおよそ912パーセク(約2,975光年)の距離にあり、視等級5.3、視直径は約28分角で、ほぼ満月ほどの大きさです。この星団は数百個の恒星を含み、年齢はおよそ1億5000万年、総質量は太陽の約1,600倍です。M35 の恒星は比較的まばらに分布しており、小型望遠鏡での観測に向いています。青白い若い恒星が夜空を彩り、たいへん美しい姿を見せてくれます。
M35 の南西およそ15分角のところ(画像左下)には、NGC 2158 を見つけることができます。M35 と比べると NGC 2158 は視等級が暗く、約8.6等、視直径もわずか約5分角と小さくなっています。NGC 2158 は年齢がおよそ20億年の古い散開星団で、地球からおよそ4,980パーセク(約16,200光年)の距離にあります。恒星が密集しているため、かつては球状星団と誤認されたこともありました。しかし研究により、金属量の低い中程度の年齢の散開星団であり、銀河系の古い薄い円盤(thin disk)星族に属することが明らかになっています。