CCD の欠陥列(Defect Column)の除去:DefectMap と CosmeticCorrection
CCD の撮像素子には欠陥列(defect column)の問題がつきもので、画像に何本もの筋状の傷を残します。この記事では、PixInsight で欠陥列を除去する二つの主要な方法を、私の手元にあるこの「ラテ CCD」での実践を例にして紹介します。

二つの方法:DefectMap と CosmeticCorrection
PI で CCD の欠陥列を除去する方法は主に二つあります。一つは DefectMap(DM)を使う方法、もう一つは CosmeticCorrection(CC)を使う方法です。それぞれに利点があります。
- CC の利点:WBPP に組み込むことができ、キャリブレーションの流れをひと続きに進められます。
- DM の利点:異なるピクセルビニング(binning)の画像に対しても、resample を通せば欠陥列のマップをそのまま共用できることが多いです。
ラテの画像で言えば、Bin1 の欠陥列は Bin2 とは明らかに異なります。同時に WBPP へ組み込めるようにするため、ここでは CC のやり方を採用しました(このうち Bin1 の L、Ha、OIII、SII は同じ CC を共用すれば十分です)。

二つの適用方法
一つ目:CC のインターフェイスを直接使い、対応するチャンネルの画像を読み込みます。この画像は必ずキャリブレーション済みの画像(ダーク減算・フラット除算を終えたもの)でなければならない点に注意してください。
二つ目:WBPP のインターフェイスを使い、Calibration ページで画像のチャンネルを選び、その右側の Cosmetic Correction の欄で、対応するチャンネルの CC Template(デスクトップの icon)を選択します。

ダウンロードした CC Icon を PI に読み込む方法
他の人が共有してくれた CC Icon をダウンロードしたあと、どうやって PI に読み込むのでしょうか。PI のワークスペースで右クリック → Process Icon → Merge process Icon を選ぶと、これらの CC Icon が PI の第一ワークスペースの背景上に現れます。あとは前述のやり方で適用できます。